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平面図
断面図
竹のパヴィリオン
施主 : プライベート
敷地 : ジャノス・オリエンタレス
用途 : パヴィリオン, 100m2
タイプ : コミッション
コロンビアにあるエコロジカルリゾートを運営する会社から、堆肥をカバーしその周りの屋外でワークショップが行える屋根のパヴィリオンのデザインを頼まれた。
建設にあたり、彼らの農園で育つ竹材の利用を進められた。
私たちの提案は、竹の柔軟性に着眼したものとした。巨大な傘のようなかたちのデザインで、３２本の竹ざおを中心部にまとめ、外に開いて行く。開く毎に一本間隔で一本の竹ざおを差し込み、足していく。最終的に外周は144本の竹ざおの集合となる。先端部分はその重みで竹材全体を曲げていくのがコンセプトである。
屋根は、太陽光や雨からの保護のため防水材で覆い、それを利用し、中心部分に水が溜められるようにデザインした。農園で雨水の再利用が可能な、二重機能の屋根である。